避妊・去勢

避妊/去勢まで流れ

① 予約 避妊・去勢手術を決断したら、予約を取ります。
直接、受付で相談していただくか、お電話(046-235-2527)ください。
*注意* ワンちゃんの女の子の飼い主様へ
発情出血がある場合は手術はお引き受けできません
これは、出血傾向が強く、止血が困難になることがあるためです。
発情を迎える前、もしくは一度発情が落ち着いてから、予約をしましょう。
② 手術前日 手術前日の夕方に餌を与えてください。
21時以降は絶食をお願いします。ただし水は与えても結構です。
③ 手術当日 朝7時を過ぎたら水も与えないでください
午前10~11時半までに病院へいらしてください。
当日、麻酔をかけるにあたっての術前検査(血液検査・レントゲン検査)やマイクロチップの挿入、手術後の飲み薬について相談します。
④ 手術 手術は短時間で終わり、ワンちゃんの男の子、女の子、ネコちゃんの女の子ともに1泊2日の入院になります。ネコちゃんの男の子は日帰りです。
⑤ 手術翌日 お迎えにきてください。
お迎えの時間は、診療時間内でしたらいつでも結構です。
エリザベスカラーをつけて帰ります。
⑥ 7~10日後 抜糸にきてください。
  • 車がない方へ;送迎サービスも承っております。まずは、お電話でご相談ください。
  • 時間がとれない方へ;診療時間外のお預かり、お迎えも行っております。また、延泊も受け付けておりますので、お電話でご相談ください。

避妊・去勢手術にまつわるQ&A

Q 避妊・去勢手術をなぜ考える必要があるの?

避妊・去勢手術する目的は表の通りです

男の子の目的

  • 望まれない交配による妊娠を避ける
  • 性ホルモンに関連した問題行動を抑制する
    ・スプレー行動、攻撃性、逃走癖、
     マウンティング行動など
    ・雄ネコでは特に喧嘩による外傷からのウィルス
     感染(FIV/FeLVなど)の可能性を低下させる
  • 生殖器疾患および性ホルモンに関連した疾患を予防する
    前立腺肥大症、精巣腫瘍、会陰ヘルニア、
    肛門周囲腺腫
  • 潜在精巣における腫瘍発症を予防する
 

女の子の目的

  • 望まれない交配による妊娠を避ける
  • 性ホルモンに関連した問題行動を抑制する
    発情徴候(外陰部からの出血、鳴き声など)
    スプレー行動、マウンティング行動など
  • 生殖器疾患および性ホルモンに関連した疾患を予防する
    子宮蓄膿症、乳腺腫瘍、卵巣腫瘍、
    子宮・膣腫瘍(平滑筋腫)、膣脱、偽妊娠など
  • 糖尿病の発症率を低下させる
    プロジェステロンが分泌される黄体期になると動物はインスリン抵抗性を示し、黄体期を重ねるごとに糖尿病になる確率が高くなる

Q 避妊・去勢のデメリットはなんですか?

次のことがあげられます。

・ 全身麻酔のリスクを含めた手術に伴う危険性?

⇒手術は全身麻酔で行われます。
人に用いるのと同じものが使われ、心拍数、酸素濃度、麻酔流量などを厳密に管理しながら手術が行われるので安全性に問題はありませんが、たまに特異的に麻酔が合わない子がいます。
健康なワンちゃん・ネコちゃんが麻酔によって死亡する可能性は0.1%程度と言われています。

・ 子供を産めなくなってしまう

⇒後に繁殖したくなったとしても、元には戻せません。

・ 縫合糸によるアレルギー反応

⇒切った部分を縫う糸が体質的に合わない子がまれにいます。
当院ではこのため、お腹の中に残る糸は吸収性縫合糸を用いています。
手術直後は体内に糸が残ったままですが、この糸は手術後約6ヶ月で吸収されてしまい、体内に異物として残りません。
ただし、ごく稀にこの糸でも炎症性の反応が起こってしまうことがあります。
手術後しばらくしてから症状がみられ、内服薬で落ち着きますが、場合によっては再手術で糸を取り除かないといけないことがあります。

・ 被毛の外観の異常

⇒手術後のホルモンバランスの変化によって、体毛に変化が見られる場合があります。
ベビーのようなほわほわした毛になる、直毛に変化したり天然パーマのように変化したりする、薄毛になるなど変化は様々です。
ホルモンバランスが新しいバランスを保てるようになったころ落ち着くことが多いですが、ごくまれに部分的に脱毛したままになる場合や薄毛になったりする場合がないとは言えません。

・ 子宮・卵巣の断端の肉芽腫

・ 尿失禁(雄犬、猫ではまれ。大型犬で注意)

⇒「エストロジェン反応性尿失禁」とも呼ばれます。
不妊手術済みの中高齢の犬に多く発生し、性ホルモンを投与すれば治ることから、不妊手術の副作用、後遺症と考えられてきました。しかし、最近の研究では、この病気と不妊手術との直接的な関係はないと結論付けられています。
ただ、比較すると、避妊をしている子に明らかに発症が多い(避妊した犬の4%、避妊していない犬の0.3%)ことから、直接的な関係はなくとも、まったくの無関係ではないと思います。

・ 体重の増加傾向(肥満)

ホルモンの影響がなくなるので、基礎代謝率が低くなり、必要摂取カロリーが以前より減少します。 その分の給与カロリー量を調節する必要があるのです。
犬の肥満は食餌と運動量に原因しているので、手術をしたから太るのではなく、手術後に与えられる栄養などの問題の関与が大きいのです。
適切な食事と運動などの管理をすることで、肥満の心配はなくなります。

避妊・去勢手術をすることで防ぐことができる病気が本当に多く、
デメリットより、メリットが大きいため、一般的な動物病院では
推奨されています。 これは世界的にみても共通の考え方です。

避妊・去勢時期について

ワンちゃん;生後6-8ヶ月(大型犬では10ヶ月-12ヶ月)
ネコちゃん;生後6ヶ月齢前後

時期の理由について

 理由 ① 乳腺腫瘍の発生率はワンちゃんもネコちゃんも初回発情前(性成熟前)の早期に卵巣を摘出した方がその発症が低くなることが明らかにされています。
 理由 ② 性ホルモンに関連した問題行動は、問題行動を起こしていた時間が長いほど手術後の改善がみられない傾向があります。これは、「学習」要素の問題が大きく関与しているためです
 理由 ③ 若齢期での手術の問題点として、全身麻酔のリスクがあげられる。若齢の動物では肝臓の代謝能力、腎臓の排泄機能が未発達であるために、麻酔のリスクが高くなる可能性もあるので注意が必要
 理由 ④ 若齢期に手術を行うと、雌の外陰部が未発達となり、皮膚炎や膣炎がおこることもある。雄でも包皮や陰茎、陰茎骨の発育が未発達になることがある

Q 薬による避妊方法はないの?

 現在、市販されている避妊薬の中で、安全に長期間使用できるものはありません
避妊・去勢手術に変わる方法として適用することはできません。

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