ノミ・マダニ予防

ノミ・マダニの予防

ノミ・マダニの予防きちんとしていますか?

   「春先に1回つけたから大丈夫!」
   「去年は3回予防してたわ」
   「ホームセンターで買ったものつけています」
 ・・・残念ですが、全部きちんと予防したとは言えません

 予防薬はいずれもノミへの効き目は1~3か月、ダニには1か月効くものです。そのため、ダニにあわせて1ヶ月に1回の投与間隔が望ましいと言えるでしょう。

 また、動物病院以外で購入された市販のノミの薬は効果が弱く(20%ほど)、せっかくつけても、効きません。ノミが全く落ちてないのが現実です。たとえ少し安くても、効き目がない薬にお金を使うことは結局無駄になります。100%効果がある、動物病院の医薬品をお使いください。
ノミ・マダニ予防薬
製品には
   ① 背中の皮膚につけるもの(スポットタイプ)
   ② 飲み薬
   ③ スプレータイプ
があります。続けやすいものを選んであげましょう。

ノミとダニの予防に関するQ&A

Q 室内で飼っているから大丈夫?

いいえ。安心できません。動物病院やペットホテルに出かけたときや、人が外から持ち帰ってしまうこともあります。
 それに、ノミが繁殖するには気温が13℃以上あれば十分なため、寒い冬の時期でも、暖房のきいた室内では繁殖と寄生を繰り返すことができます。

Q シャンプーしたり、ノミ取り櫛でとれば、いいんじゃないの?

「うちの子は、こまめにノミ取りシャンプーしているからノミなんかいない」
そういう方もいます。でも、ノミは毛の根元で逃げ回っています。シャンプーをしていても洗いにくい頭部などに逃げてしまい、完全に駆除するのはとても困難です。
それにシャンプーのノミ駆除の効果は、その場限りです。駆除成分は皮膚にずっと残るわけではないので、お散歩でまたついてしまうこともあります。一度感染した、ということはその子がいる環境中にノミの生活環があるということなのです。

Q ノミがつくとなぜいけないの?ノミがついてから退治するじゃだめなの?

ノミがついたとしても、なかなかすぐには気づきません。
体に寄生すると、次の病気を起こします。
 ① かゆみからの皮膚炎
 ② ノミの唾液によるアレルギー
 ③ 吸血による貧血
 ④ 寄生虫(瓜実条虫)をうつす

また、ご家族にもし、皮膚炎やノミアレルギーを引き起こします。

Q マダニはどこにいるの?

マダニは散歩中の草むらなどにひそみ、ワンちゃん・ネコちゃんの体に寄生します
散歩に行くワンちゃんは寒くても活動できるマダニのために、通年で予防することは大切です。
お外に遊びに行くネコちゃんも気をつけてあげたほうがいいのですが、ネコちゃんはグルーミングをするので、ワンちゃんほどつくことは少ないです

Q マダニがつくとなぜいけないの?

 マダニにから感染する病気があります。代表的な病気は下の通りです。
  ライム病…主に神経症状や発熱などを引き起こします。人にも感染することがあります
  バベシア症…バベシアは赤血球内に寄生するため、駆除することが難しく、死亡率が50%という報告もあり
        ます。
  ヘモバルトネラア症…血液に寄生し、貧血や黄疸・発熱などの症状を引き起こします。

Q マダニから人にうつる病気があるって本当?

 本当です
たくさんありますが、この中でも特に怖いのがSFTS(重症熱性血小板減少症候群)です。マダニがこの病気を媒介しており、複数の方が亡くなっています。関東でも、このウィルスを持ったマダニが確認されています。ご家族を守るためにも、ワンちゃんに寄生させないことが大切です。

Q 洋服を着れば大丈夫じゃないの?

 ノミやマダニは、たとえ洋服を着ていても、すばやく飛びついて、ペットの足や顔から毛の奥に入り込みます。そして皮膚の柔らかいところやペットの口が届きにくい背中などに移動して寄生するので、洋服では予防するのは不可能です。
また「うちの子はほとんど外に出さないから大丈夫」という声もよく聞きますが、飼い主さんは外に出るわけですから、靴の裏などについて卵や蛹や成虫が家に持ち込まれ、実は室内でノミが寄生する可能性のほうが高いことが最近になって知られてきました。

Q マダニがくっついてから、駆虫するのではダメなの?

マダニは、寄生したては小さく(2~3mm)、なかなか気づきません。
吸血すると大きくなり、目立ち気づくことが多いです(吸血開始後、大体1週間以上)。
この間に、病気がうつされてしまいます。
「ライム病」や「バベシア症」は寄生して2-3日もあれば、病気をうつすのに十分です。この他にも、「紅斑熱群」や「エールリキア症」は寄生直後からうつします。
このため、寄生させないことが大切なのです。

Q マダニがついています。とっても大丈夫ですか?

 素手でマダニに触ったり、つぶしたりしないでください。見つけたら、動物病院で取り除くか下記の方法で取り除きましょう。
マダニの取り方

ティッシュもしくはビニール手袋で指を覆う、あるいはマダニ取り用のピンセットを準備します。
マダニの付着部を確認し、食いついているアゴの部分を付け根をもち、まっすぐにゆっくりと力を加え、引き離します。
マダニの口の一部が体内に残っている場合、炎症を起こします。もし残っている場合は、針を用いて、トゲを抜く要領で取り除いてください。
すべて終わったら、患部を石けんで洗浄し、アルコールで消毒してください。
取り除いたご家族の方も手を洗い、消毒してください。マダニに触れず、つぶして体液に触れたりしないよう注意してください。
取り除いた日にちを記録し、万が一何らかの不調が出た場合は、マダニのことを伝えてください。

Q アロマやハーブの香りは効く?

アロマやハーブの香りでは完全な予防対策にはなりません。あくまでも近づきにくくするだけです。また、ついてしまったノミなどを駆除することはできません。

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