混合ワクチン接種

☆ワンちゃん

 ウイルスによる伝染病の治療は困難であり、また、犬だけでなく人にもうつる恐ろしい病気もあります。これらの伝染病から愛犬を守るためには、ワクチン接種による予防が有効です。ワクチンには、病気に対する抵抗力(免疫)をつける効果があります。

Q どんなワクチンを選択すればいいの?

 犬の場合は、5種混合ワクチンが基本となり『コロナウイルス感染症』を追加した6種混合ワクチンと言うのが一般的になります。さらに、これらに『レプトスピラ感染症』が加わり10種混合ワクチンとなります。
 当院では、アレルギーが出やすいと言う報告があるダックスフンドには、主に6種混合ワクチンの接種をすすめております。
 10種混合ワクチンに含まれるレプトスピラ感染症は、人にもうつる病気です。ネズミの尿で汚染された土や水との接触により感染します。そのため、畑、水田、山林や川が散歩コースとなっているワンちゃんにお勧めしています。

混合ワクチンの内容 6種混合 10種混合
犬ジステンパー
犬伝染性肝炎(A1)
犬伝染性喉頭気管炎(A2)
犬パラインフルエンザ
犬パルボウイルス感染症
犬コロナウイルス感染症
犬レプトスピラ感染症(カニコーラ)
犬レプトスピラ感染症(イクテロヘモラジー)
犬レプトスピラ感染症(グリッポチフォーザ)
犬レプトスピラ感染症(ポモナ)

Q いつ接種すればてば良いの?

  • 子犬の場合;生後2~4ヶ月の間に計3回接種する必要があります
  • 成犬の場合;初めてワクチン接種をする場合は4週間隔で2回の接種が必要ですが、以降は毎年1回の接種で予防効果が得られます

Q ワクチンの副作用はどんなものですか?

 極めて稀ですが命にかかわる急性のアレルギー反応(アナフィラキシーショック)は接種後5分~30分位で起きることがあります、お顔が腫れたり、ヨダレが出たり、急にグッタリすることがあります。それが起きなかったとしても遅れて出る反応として半日前後でお顔が腫れたり、吐いたり、全身を痒がったりすることもあります。遅れて出る反応は命にかかわることは稀でが、まだ子犬や高齢犬は注意が必要です。

このような理由から ワクチン接種はお時間に余裕を持って、午前中に来院されるのが望ましいです。とくに子犬のワクチンは午前中を強くお勧めします。

Q ワクチンが打てないのはどんな時??

 以下の時はワクチン接種できません。

  • 妊娠している
  • 熱がある
  • 寄生虫がいる

 以下の時は、ご相談の上、接種となります。

  • アレルギー体質
  • 興奮している(神経質)

 不明なことや不安があるときはぜひご相談ください。

Q 予防出来る病気についてもっと知りたい!!

犬ジステンパー
感染力が強く、仔犬に発生が最も多く見られる犬の代表的な病気です。
この病気にかかると、高い熱、目ヤニ、鼻水、クシャミが出て、元気・食欲がなくなります。また、嘔吐や下痢をしたり、ふるえやケイレンなどの神経症状を起こす場合もあります。
空気感染、もしくは、感染した犬の分泌物(排泄物・鼻水・目ヤニなど)から、接触感染し通常は感染してから1ヶ月半後くらいにほとんどが死亡する恐ろしい病気です。

犬伝染性肝炎(A1)
犬アデノウイルス1型に感染した犬の分泌物(排泄物・鼻水・目ヤニなど)から接触感染します。
肝臓に炎症が起こり、高い熱が出て嘔吐や下痢をしたり、元気・食欲がなくなり、時には目が白く濁ったりします。症状の程度は色々ですが、病気の程度は軽いものから重いものまで様々ですが、仔犬が感染した場合は、死亡するケースが多く見られます。

犬伝染性喉頭気管炎(A2)
犬アデノウィルス2型による感染症。
感染した犬との接触や、咳やクシャミなどの飛沫から空気感染します。
熱が出たり、食欲不振がみられ、クシャミ、鼻水の他、短く乾いた咳が続き、のどや扁桃がはれる場合もあります。特に、他のウイルスや細菌等の混合または二次感染によって症状が重くなります。

犬パラインフルエンザ
一般的に『ケンネルコフ』と呼ばれる呼吸器系疾患を引き起こすものとして知られています。
感染した犬との接触や、咳やクシャミなどの飛沫から空気感染します。水様性の鼻水や咳、軽い発熱と扁桃のはれなどがみられます。犬やアデノウイルス2型などのウイルスや細菌の混合、または二次感染が起こりやすく、その場合は症状も重くなります。
冬に多く見られ、症状がおさまったように見えてもまた現れるのが特徴です。

犬パルボウイルス感染症
パルポウイルスによる急性伝染病で、チリやほこりに混じって長期間生存する抵抗性の強いウィルスです。
感染した犬の便の中にこのウイルスが含まれており、それにより感染します。食欲がなくなり、衰弱して発熱や嘔吐、時には血液の混じった激しい下痢がみられます。重症になると脱水が進み、短い経過で死亡することもあります。犬ジステンパー同様、伝染力が強く、非常に死亡率が高い病気です。

犬コロナウイルス感染症
感染した犬の便から感染します。
単独感染では軽い下痢や食欲の低下、嘔吐といった症状が見られる程度ですが、パルボウィルスや腸炎を起こす他の細菌と複合感染すると症状が重篤になることが知られています。

犬レプトスピラ感染症(動物由来感染症:人にも感染します)
レプトスピラという病原体が原因の細菌感染症です。
感染した犬やねずみの尿やその尿に汚染されたから土や水を介して伝染し、腎炎と肝炎症状を呈することが多く、発熱、元気・食欲がなくなります。また、嘔吐、血便や腎臓がはれて死亡する事があります。

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